2010年03月26日

まつげ美人vs.鼻毛美人

濃い長いまつげはとってもチャーミング。
もともと長い人でも、マスカラを塗ってさらに長く見せようとするし、やや貧弱ならば、つけまつげやまつげエクステンションで補うこともあります。まつげ植毛もあるそうですね。

まつげは目の装飾品ではなく、目にゴミが入るのを防ぐ役割を担います。その意味でも、まつげは長ければ長いほど優秀というわけです。

一方、鼻毛。
先だって、鼻呼吸の大切さを述べました。空気は鼻を通ることで清浄化されます。そのフィルタが鼻毛です。体に侵入するゴミや細菌をブロックしています。
だから鼻毛は長くて濃いほうが優秀。

ああ、それなのに・・・。
顔にあるもののうち、みっともないと嫌われるナンバーワンが鼻毛。長ければ長いほど厄介者です。
この差はいったい何? かわいそうな鼻毛さん。

鼻毛はバカボンのパパ専用ではありません。どんな美人にだって鼻毛はあります。必要なのです。

しかし女性の鼻から鼻毛がはみ出していたらタイヘンです。美意識の観点からは、そんなもの存在してはならない、ことになってます。
メークの前にはしっかりチェックして、ちょっとでも余分な毛はすぐさまカット。

鼻毛を抜いてはいけないと言われますよね。
しつこいようですが、鼻毛は吸気のフィルタ。こしとられたカビやホコリ、細菌などがたんと付着しています。不用意に抜くと、毛穴からそれらがどっと侵入するのです。

まあつまり、鼻の穴はとっても汚い場所。MRSAの検査なども鼻の穴の粘膜で行いますし。
頻繁に触ることはつつしみ、もし触れたら、しっかり手を洗うように習慣づけましょう。鼻をかんだあとも同様です。薄い紙を通して何やらが指につく可能性は大いにありますから。

大気汚染のひどい地域に引っ越したら鼻毛の伸び方が速くなった、なんて話をよく聞きます。でもまつげが長くなったケースはほぼ皆無です。
体は自分自身を守る道具として、まつげよりも鼻毛を重視していると思われます。
普段から鼻毛への感謝の気持ちを持っていれば、美しいものに見えてくることだってありえましょう(まさか)。

ずっと以前のこと。
街を歩いていたら、なんとなく右の鼻の穴の縁がムズムズするのです。タンポポの綿毛でも飛んできたのかしらと、鼻息をすんすんして吹き飛ばそうとしたけど、全然効果なし。
道ばたに停めてあったバイクのミラーをのぞいたら・・・なんと! これまでに見たことのないような太い鼻毛がはみ出しかけていました。

キャー、どうしよう。焦ったけど、抜くわけにはいかないし、手も洗えない場所で触りたくもない。
うつむき加減で帰宅し、鏡でじっくり眺めたら、かなり奥のほうから生えていました。先っちょを引っ張って、根元近くからはさみで切りました。
その太さと長さたるや、通常の鼻毛の3倍以上はあったと思います。実に見事な鼻毛でした(威張っとるんか?)。突然変異的に発生したんでしょうねえ。

抜いてはいないからその後も成長を続け、数か月ごとに切るはめになっています。痛い思いをして抜いたって、どうせまた生えるでしょうし・・・。

そんなわけで、鼻毛の長いほうが美人だという新たな認識を一般に広めたいというむなしい奮闘の一環として、この恥さらし体験を書きました。ワハハ。
投稿 ルノ at 09:22 | コメント(4) | TB(0) | 美人論
2010年03月05日

汗あせ(^^ゞ

季節は確実に春へと向かっています。

気温が上がると気になるのが汗の匂い。夏になると、制汗剤の売り上げは相当なものです。
暑いと汗が出るのは自然の摂理。発汗は、体温調節だけでなく、体内の老廃物排出にも一役買っています。
しかし、いつでもどこでも汗だくになるわけにはいきません。とりわけ人と接する仕事に就いている人は気を遣うことでしょう。

プライベートの場では、心おきなく汗を流してすっきりしたいものです。
とりわけ軽い運動や趣味のスポーツで流す汗は最高。気分がさわやかになるだけでなく、体脂肪を燃やし、体を引き締める効果も期待できるのではないでしょうか。

岩盤浴やホットヨガでもたくさん汗を出せるようですが、わが家で手軽に・・・とはいきません。

サウナは岩盤浴よりは普及しているようです。家庭用の簡易サウナも売られています。
実際、サウナで汗をかいて痩せようと考える人はたくさんいます。むろんそれは無茶な企てですよ。

「痩せる」の理想型は脂肪(だけ)が減ることです。サウナでいくら汗を流しても、脂肪そのものは出ません。
サウナを出たあと体重計の目盛りに喜んだとしても、それは水分が出ただけの話。水を飲めばすぐに戻ります。ビールを飲めば前よりも増加します。

それに、過度に熱いサウナは健康上も問題があります。とりわけ年配のかたは控えたほうがよろしいですよ。

サウナで痩せると聞いて思い出すのは、ジョン・ディクスン・カーの短編ミステリ『赤いカツラの手がかり』です。
ここで扱われる蒸し風呂はサウナではなく、紳士淑女の真摯な社交場である「トルコ風呂」です。
サウナとトルコの違いは蒸気の乾燥度で、乾いている分サウナは耐えやすいと聞いたことがありますが、体への負担は大きいのではないでしょうか。

ストーリーは・・・。
好きなだけ食べて痩せられる簡単な体操を考案して大人気のカリスマ美容家が、真冬の公園で下着姿の死体となって発見されました。着ていた服はそばにあり、そのたたみ方から、自分で脱いだものと推測されました。いったい彼女はなんのために公の場所で服を脱いだのでしょう。

実は、簡単に痩せる体操とはまやかしで、彼女自身は美食を堪能しながらほっそりした体型を維持するために、赤いカツラで変装してトルコ風呂通いをしていたのでした。しかし熱気に当たって心臓が止まり、慌てた浴場経営者がそばの公園に運んだというしだい。

こらこら、ネタばらししちゃうのか? 心配ご無用。お話にはちゃんとどんでん返しがあります。

余談ですが、この小説が書かれたのは1943年。舞台は戦時下のロンドン。灯火管制などが重要な背景となっています。
同じころ我が国では「欲しがりません勝つまでは」てなスローガンのもと、木の根かじって飢えに耐えていたというのに、敵国イギリスでは国中の女性が「いくら食べても痩せられる」ことに血道を上げていたのですよ。
こんな豊かな国と戦争して勝てるはずないではありませんか。

「敵を知り己を知らば百戦危うからず」という通り、戦における情報収集の大切さをつくづく感じます。そしてまた、暗愚な者どもに牛耳られた国民の悲劇というものも・・・。過去を振り返らずとも、世界情勢に目を向ければ一目瞭然なのですが。

話を戻します。
そんなに以前から、蒸し風呂で痩せるのは無理だと、美容の専門家でない小説家さえ知っていたのです。いまだにその愚をおこなう人々がいるとしたら、人間って進歩しないものですねえ。

世の中には汗腺の働きが不活発な人もいます。
真夏も汗をかかなくてケアが楽らしいけど、代謝上問題があるようです。そういう人々には、体が汗をかく感覚を取り戻すためにサウナや岩盤浴が有効と聞きました。
必要以上に期待せず、無意味に恐れず、上手に利用することが大切なのですね。
投稿 ルノ at 14:57 | コメント(0) | TB(0) | 代謝と発汗
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