お茶といえば、私が普段飲んでいるのは、安い煎茶粉です。カップ(湯呑みじゃなくてマグカップ)に茶漉しを直接置いて湯を注ぐから、急須は使いません。
味も香りもいまいちだけど、お茶など嗜好飲料の質にこだわり始めたら、いくらお金があっても足りないから、我慢、我慢。
ひとつこだわりがあるとしたら、二番煎じは飲まないってことくらい。というか、安いお茶の二番目なんて、飲めたもんじゃないですよ。白湯のほうがましって感じ。
ところで、緑茶は健康にいいとか、お茶の産地では癌が少ないなどと言われてきましたよね。
雰囲気的に、コーヒーよりは健康的って気がするのですが、取り立てて医学的根拠はないようです。癌が少ないというデータも、厳密な追跡調査ではなく、漠然とした結果のようですし。
おまけに、某ベストセラー健康書によれば、日本茶は百害あって一利なしだと、くそみそにけなされていました。
こうなってくると、何を信じたらいいのかわからなります。要は嗜好品なんだから、好きか嫌いかで決めればよろしいのですよ。
先日、実家から野菜やお茶の葉が送られてきました。久々にホンモノのお茶を味わっています。
せっかくの緑茶だから、出がらしも利用できないかと考えてみました。
昔は固く絞って畳掃除などに使っていたそうです。最近では乾燥させて靴箱に置くという案も。
お茶の抗菌・脱臭作用はカテキンやフラボノイドなどによるそうです。
お茶石鹸というものが人気らしいので、茶がらの絞り汁で顔を洗うのも良さそうです。ウーロン茶ほどではありませんが、脂肪分を落とす効果もあるらしいので。でも、さほどさっぱりとは洗い上がりません。
お茶を飲むのはたいてい食後です。
歯磨きの前に茶がらを口に含んで噛み噛みすると、一時的に口臭防止効果があります。
胃腸の病気や虫歯がない人においては、口臭の元は舌苔だという説が有力ですが、舌をあまりごしごしこするのは良くないので、茶がらを舌にしばらくのせておくだけでも、なんとなくスッキリします。
普通のガムみたいに甘くないから、後味も悪くないし、おすすめですよ。
ただし、茶がらを噛んだり吐き出したりするのを人前でやるのははしたないので、ご注意のこと。
それはともあれ、普通のお茶は急須でいれていますが、急須を洗うのはいつもおっかなびっくりなんです。急須の注ぎ口って、ひびが入ったり割れたりしやすいでしょ。先が欠けただけでも危なくてもう使えないから、これまで良い急須をずいぶん捨ててきました。今では1個しか残ってないんです(全く粗忽者)。
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