『火災に遭ったあと、前よりも豊かになったり事業が伸びたりすること』と辞書にはあります。
転じて、窮地に陥ったことを転機にいっそう勢力を拡大することにも使われます。たとえば法的な締め付け強化にめげず、抜け穴を捜してあくどい儲け主義を貫く、とか。
『太り』という表現には、揶揄や冷笑、非難、怒りにやっかみが含まれています。被災者本人が復興に努力した成果を讃えるニュアンスはありません。同情を集めたり、見舞金をもらったりすることが太った原因だからかな。
焼け太りを狙って保険金詐欺をやらかす事業者もいます。火災保険は掛け金が安いわりに受け取る金額が大きいところが魅力らしい。自分のガラクタを燃やすだけだから殺人よりも罪悪感が薄く、捕まっても刑が軽くて済みますからね。
ちなみに水害太りや台風太りてな言葉はないようです。なぜか火事は太りやすいんですね。
地震やカミナリで太ることもまれです。地震雷火事親父といいまして、最後のオヤジは火事と脚韻を踏んだに過ぎないのでしょうが、「太る」という見地からは火事と同類ですな(本日はイチャモン日本語か?)。
ダイエット中の皆さまには無関係な言葉でした。
ダイエットに失敗→やけ食い→リバウンド・・・
と、やけっぱちで太ることを『やけ太り』だと思い込んでいる人も中にはいるようです。
くれぐれも自暴自棄になってのやけ太りにはご注意を。
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