2007年02月12日

面々の楊貴妃

ビーナスは美の女神です。美人の理想形ともいえましょう。
中でもミロのビーナスは黄金分割に基づいたプロポーションで、万人が美しいと感じる美と調和の化身だとか。
うーん、だけどミロのビーナスってペチャパイでずん胴で、現代っ子の好みには合わないような気もしませんか? 髪だって縮れすぎ。

普遍的な美人というものも存在するのでしょうが、民族、文化、時代によって美の基準はさまざまに変化してきました。また、人によって何を美しいと思うかに差があります。
自分がいわゆる美人の範疇からちょっと外れてるからって気に病むことなく、基準のほうを変えればいいのです。自分を美人だと信じれば、人生は楽しくなるし、言動に余裕が出ます。崇拝者だって現れます。

『面々の楊貴妃』は、そうした個人個人の価値観を尊重した言葉です。
自分の奥さんが一番美人だと世の夫すべてが思っていれば、夫婦円満、家庭は平和で、浮気も離婚もなく、慰謝料や裁判に使うお金を消費やレジャーに回せるので景気も浮揚することでしょう。

昔、とある人がフォーミディブルの鉢植えをプレゼントしてくれました。
フォーミディブルはデンドロビウム(蘭)の一品種で、夏に純白の花を咲かせます。画像を見たい人はイメージ検索してみてね。
フォーミディブルのイメージ検索
デンドロビュームの可憐さにカトレアの華やかさを加えたような美しい蘭です。その人が言うには清楚な私にイメージがぴったり、だとか。

おーおー。
人生にひとりくらいはそういう錯覚をしてくれる人に出会えるものです。
いじめられて自殺を考えている人、ひとまず思いとどまりましょう。生きていれば必ずいいことあるって。

そのフォーミディブル、翌年もたくさん花を咲かせましたが、ウイルスに取りつかれたらしく、次第に花弁の数が多かったり少なかったりする異形の咲き方をして、しまいには枯れました。なんだか、恋の行く末を象徴するような・・・。
投稿 ルノ at 22:22 | コメント(0) | TB(0) | 美人論
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