道端の八百屋さんで、1束70円の芋殻(いもがら)を見つけ、初めて買ってみました。去年かもっと前のことです。
芋殻・・・里芋の茎、というか葉柄。夏ごろ出回ります。
「ずいき」は生、「いもがら」はゆでて乾燥させたものを指す場合が多い。赤いのは「あかがら」とも呼ばれます。
戦中戦後の飢餓時代を経験した人は、仇のように嫌っています。そんなん、若人我らには関係ないや。
事典には「塩水でゆでて皮をむく」と書いてありますが、すぐに柔らかくなるので、むく必要はないと思います。生は筋が気になるけど、食感にはあまり影響しません。
実際に食べたら、別においしくはないけれど、癖がなくあっさりして、気に入りました。
ベーコンと炒めたり、ゆでておひたしにしたり、みそ汁に入れたり、大活躍。
以来しょっちゅう買うようになりまして、まるで中毒のような熱中ぶり。
値段は安いし、繊維は豊富そうだし、赤い色合いからポリフェノール含有も期待したり・・・健康的で素晴らしい野菜じゃありませんか。
『五訂増補食品成分表』によると、カロリーは低いし、栄養価はほとんどありません。食事のかさ上げに貢献しそう。
ちょっと困るのは、長いってことです。どうかしたら1メートル以上のものもある。
折ったところから傷んでくるので、長いまま持ち帰ったほうがよろしいようです。
別の八百屋で、ちょっと小さい50円の束を見つけました。これは手頃と買い求め、さっそくゆでてゴマ和えに。
ひと口食べ、ふた口食べ、普通に噛んで、呑み込んで・・・。
そしたら、なんか変。
味は変わらないようだったけど、口の中がピリピリしてきて、「あれ?」と思ったら、舌が痺れてもつれてしまったのです。
あわわ、なにこれ!?
慌ててうがいをしたけど、痛みは取れず、舌は赤くなり、唇も腫れ上がったような感じ。
ひえー、どうしよう。そういえば数日前、毒きのこで夫婦死亡のニュースを見たっけ。吐いたほうがいいかしら。
ともあれそれは捨て、消炎作用がありそうな(?)ヨーグルトを、ひりひり傷む部分にのせながら呑み込んで、冷たいお茶を飲んで、夕食終わり。
数十分で刺激痛は引きました。おなかも無事。日ごろから腹痛とは無縁の鉄壁胃だもんね。
いったい、あれ、なんだったんだぁ?
数日後、思い立って検索してみました。すると・・・。
観葉植物の「クワズイモ」というものがあり、これが里芋にそっくりで、刺激性の毒を持っているという情報にぶち当たりました。中毒事故も何件か起きているそうですが、命にかかわるものではなさそう。
これだったか。
思えば里芋や山芋のヌルヌルで手が痒くなったりするから、イモ類って刺激が強いのでしょうか。
八百屋に苦情を言ったら、「そりゃあくが強かっただけでしょ。よっくゆでなきゃダメですよ」と、平然としてるの。気弱な私はそれで引き下がったけど、もう買うもんか。
50円の問題ではなく、せっかく見つけた魅力的な食材に不安と恐怖を覚えるようになったことは残念です。
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よく茹でてあくを抜けばいいのかもしれませんね。もともと消滅するほどの栄養分はないようだし。
小芋つきのは買ったことがないのですけど、味噌汁には合いそうですね。
観葉植物のクワズ芋を育てるなら、小さいうちのほうが可愛いのではありませんか。花が咲いたら癒されるかも・・・。
12月10日(月)
私も芋がら…あたりました。食べたら唇が真っ赤になり、喉や舌の根元が痛くて…。
何でそうなったか分からず、ソーセージを
疑っていましたが…芋がらではないか?ということになり、パソコンで調べたところ…このページがヒットして。
症状が同じだったので確信しました。笑
原因が分かってスッキリしました♪
ソーセージじゃなくてよかった・・・。
ちょっと芋がらが怖くなった瞬間です。笑
あのビリビリ感はもう経験したくありませんねえ。
ふつうの里芋でもあくが強いのは刺激があるそうだから、確かにちょっと怖くなったりします。
ともあれ、貴重な体験談をありがとうございます。