暖房費の節約対策はさまざまあります。
手軽な使い捨てカイロは、ゴミが増えてもったいない。
このごろは湯たんぽが見直されています。これだってお湯を沸かしたり、レンジであっためたりしてエネルギーを消費します。
「厚着ならお金がかからないわ」
そうでしょうか。衣類はすでにあるものを重ねるとして、洗濯代がかさみますよ。電気、水、洗剤・・・。
着膨れの問題点は、みっともないこと。美人道に反します。
究極の暖房費カットは、寒さに強い体質になる、これに尽きます。
寒さに強い人は自家製エネルギーで体を温めているのです。代謝量が増大し、太りにくいというおまけつき。
簡単にそうなれる方法があるのでしょうか。
そこで、冷水浴。
この『ずっこけ美人道』は自らの体験談を中心に据えているので、これはもう我が身を実験台とするしかありません。
11月の半ばから始めまして、すでに2週間。
きっかけは『今すぐできる体質改善の新常識
アトピーやアレルギー、喘息などから解放され、病気知らず、肥満と無縁の身体を作るというフレコミであります。
寒さに強くなるなどとは特に書いてなかったような気がしますが、自己都合で拡大解釈しちゃうのが私の鷹揚さ。ホホホ。
具体的には、お風呂上りに冷たい水を浴びるだけです。
な、なんだか、心臓に悪そう。
昔から水垢離(みずごり)といって、願かけの際に冷たい水をかぶることは広く行われてきました。精神と身体を鍛えれば、行動力も増し、おのずと願いがかなう可能性も上がったのでしょう。
それにより心臓麻痺で死んだというような話はあまり伝わっておりません。
なんの覚悟もなくいきなり急激な温度変化にさらされると危険な場合がありますが、前もって心の準備を整え、エイヤッと実行すれば、意外に平気なものですよ。
これといった既往症のない人ならだいじょうぶと思います。
私のやり方は、ふつうにシャワーを浴びたあと、お湯を止めて水だけにし、頭、顔、手先、足先と、末端から慣らしていきます。それから腰、胸と来て、最後に肩から背中にじゃぱー。胸のあたりでちょっと勇気が要るけど、ここまではわりと楽勝。肩に来るといささかドキッとします。肩を冷やすってけっこう負担なんでしょうね。
胸に水をかけると、バストに張りが出るような気がします(気のせい?)。
いったん全身にかぶったら、あとは20から30秒ほどでおしまい。あまり長時間冷やし続けると年寄りの冷や水になりかねませんよ。
体をふいたあとはなんだかぽかぽかするというのはほんとうです。しばらくは半袖のTシャツでうろうろしてます。
冷凍洗顔でも述べたように、低温にさらされた身体は防御反応で血の巡りを活発にして温度回復を図るわけですね。
この快適さを一度経験すると冷水浴が病みつきになるという人は少なくないようです。
でもまあ、熱いお風呂のあとでも、体はぬくもっているものですからね。
10分も経つと寒くなってくるのは同じです。
結果的に、寒さに強くなったかどうかは不明です。まだ2週間だしぃ。
相変わらず家の中では着膨れています。外出時にはTシャツやスエットシャツ1枚でじゅうぶんなんだけど。
あと、風邪を引かなくなるとか、湯冷めしない、肩こり・冷え性も改善などといわれますが、これらも検証できていません。もともと風邪だの湯冷めだの肩こりだの冷え性だのと縁が薄いんですよね(幸せな人)。
なんによらず、それひとつですべてが好転するというような魔法の健康法など存在しません。
自分の状態をしっかり見極め、何が問題なのかを分析し、情報を収集し、最後は自己責任で行うのみです。
私は当分実行するつもりですが、真冬になっても続けられるかどうか自信はありません。
夏場に水をかぶるのはあまり意味がなさそうにも感じますが、勇気が出ない人は夏から始めると慣らしやすいとも聞きます。今からだと遠大な計画ですね。